大根がしゅむ!豚の角煮のように物腰も柔らかい人間であれ【レシピ】
じっくり時間をかけて下茹ですることで、豚肉は柔らかくなり、周りの添え物たち(ここでは大根と煮卵)にもほどよく熟成された味が染み込んでいく。
物事も同じで、時間をかけて人生の中でじわじわと自分を熟成させることによって、おのずと周りも調和しだすのだ。すぐに結果が出るわけがない。待つのだ。じっくりと
そんなこんなで、豚の角煮。
【夜中にワインを飲みながら下茹での時間を楽しめばいい、豚の角煮】
■材料(3~4人)
豚バラ肉ブロック 500g
卵 好きなだけ
大根 好きなだけ
★水 200cc
★料理酒 200cc
★しょうが 2かけ
★長ネギの青い部分 1本
☆醤油(濃い口がうまい) 150cc
☆しょうが 2かけくらい
☆みりん 50cc
☆ハチミツ(砂糖) 大さじ3
☆水 適量
■作り方
1.フライパンで、豚バラブロックを全面こんがりと焼き色がつく程度焼く。その間に別鍋でゆで卵を作っておく。大根は皮をむき適当な大きさに切っておく。
2.お好みの厚さに切り、深めの鍋に並べ★を入れて1~2時間下茹でする。
3.下茹でが終わったら豚バラ肉の油を取り除き、再び火にかけ☆の調味料とゆで卵、大根を全て入れ煮込む。アルミで落とし蓋をしてじっくり待つ。
4.味が「しゅめ」ば完成!
めっちゃうまっ。
ビールの肴にもピッタリ。
これはお酒が進みすぎる。
「酒場放浪記」でおなじみ吉田類にもぜひお酒とともに召し上がってもらいたい。
吉田類は以前、酒場放浪記で高円寺の居酒屋『田け』に訪れたことがある。
ここは、めずらしくダチョウの肉やワニの肉を串焼きで出してくれる。
お店のおじちゃんおばちゃんもとても優しい。
かったいかったい串焼きを出す居酒屋はそこらじゅうごろごろ存在するけど、
ほどよく柔らかく、歯ごたえを残す絶妙な焼き具合の美味しい肉を出す店は、
やはりそのお店の人の優しさがお肉に滲みこむのだろう。
物腰柔らかい人間であれ
夏に向けてTEVAかおっかな。